日常のとなりの道

2000年11月3日
いつも仙台駅から2駅汽車にのって帰ります。
夜、その線路沿いを歩いて帰りました。
約10キロ。

時々気付く、町の中のぽっかり開いた落とし穴的な道。
幼いころはよくその中で遊んでた。

何気なく毎日見ている風景がこんなに、暗くて寒い道なんて。
久し振りにドキドキひやり、としました。

雲の切れ間から月光が射す。

墓地の脇をとおっているのに気が付いて、線路の反対側へと歩道橋を渡った。
歩道橋から見下ろすと、そこも墓地だった。
というか墓地の中に降りてしまった。
圧巻。

あとむが猫だったら、きっとシッポふーって膨らんでた。
と思うよ。

怖くなって早足で知ってる道に出ようとしたんだけど、意外と遠い遠い。
しかも電気のついている通りに出たのに知らない道でした。

しばらく歩いて知っている道に出た。
無事。
毎日こんな道通ってたら一年に2・3回レイプ殺人に遭っちゃうよ。

そこからは明るめの道をとことこ歩いて、1駅汽車に乗ろうと思ったんだけど、
「なーんだ意外と近いじゃん、このまま歩いてかーえろっと」
なーんて思ったあとむ、かなり疲れました。

そっからはいつも見る道がそのままの道で、単調。

でも、夜の太白大橋は良い。
川幅が広くて見下ろすと真っ暗。
向こうのほうをいつも乗る汽車が走っていくのが、銀河鉄道。

足の肉急が痛くなりながら家に着いて、12時ころに帰る予定のプーさんを待ちながらハンバーグをこねていたら、1時間早く帰って来た。

頭なでてもらいながら、「歩いて帰ってきたんだよー。」って報告したら、もう止めなさいねっていわれました。
そりゃそうだ。

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